会長所信下書き
令和6年度 飯能商工会議所青年部 会長を務めさせていただきます、上神谷 昌宏と申します
どうぞよろしくお願いします
楽しく、心豊かなまちづくり
住んでいる人が楽しめて、周りの人がうらやむような空間。来た人も楽しめて、また来たい。もしくは移住したいと思う場所。世界から人が訪れることにより、飯能市の商工業が発展していけるようにしたい
そんな街をつくりたい
現状の問題は
人口減少。青年部の会員数も減っている。人口減少による経済の低迷
バブル崩壊から失われた30年と言われているが、労働人口が減り、少子高齢化社会になった今でもやり方が変わっていないこと
自由な時間がとれないこと。魅力ある活動が作れていないこと。
すでに持っている資産を活用しきれていないこと
商工業の発展が商工会議所目指すところです。今年度は県連事業が来ることにより、資金繰りは大変厳しいものとなっています。皆さんの能力を最大限に発揮してもらい、自ら県連事業の参加費を生み出していただきたい。市内のいろいろなイベントに出店して、経営能力、マーケティング手法、ローンチ、広告宣伝、経営に必要なスキルを使いながら資金調達願います。人のスキルを見ることにより自らのビジネスの新たな発見になることもあるでしょう。これをやらないと全額皆様の負担となってしまいます
現状の問題を解決し、右肩上がりの街を作るべく今年度は5つの委員会を設けました
1,ビジネス交流 仲間づくり委員会(ビジネスネットワークを構築し、さらなる経営基盤の強化)
会員同士の交流、外部団体との交流、新規見込み会員との交流
解決すべき問題:コロナにより会員内のコミュニケーション低下、参加できない人への報告。他団体とのパイプ作り、新規女性会員30名の拡大。交流事業を通じて上記の問題を解決し、より活躍できる組織を作ります
私も入会当初は仕事が抜けられなく全く参加できない状況でした。その時の杉森委員長と小谷野副委員長が、何かにつけてこんなことを今やっているとかの報告をしてくれたのがきっかけで参加していくようになりました
何かのきっかけで楽しいと思えると一気に参加率も増えて、楽しそうにしている姿を見た人はその仲間に入りたいと思う
2,自己研鑽 スキルアップ委員会(個々の事業所の経営力向上)
女性活躍と働き方改革を取り入れた青年部環境を改善したく考えております
女性が活躍できる環境づくり。属人化を防ぎ、代替性の高いシステム構築。欠席へのハラスメントの撲滅などにより、生産性をあげて活躍できる会員人口を向上させる
・青年部における配役のマニュアル作成と作成方法の開示
解決すべき問題:新たな役職へのチャレンジの場をつぶしている。様々な団体から人が集まってきて、役に対する認識が人によりギャップがある。全く役の役割がわかっていない。役割分担の明確化
気軽に役を受けられない環境の排除
また、長の役割が重すぎるので、副に権限を委譲できる制度で代替が可能にする
理事会への必須出席(委員会から1名)と任意出席(参加したい方はウエルカム)で分ける
この度、会長をやらせていただくにあたり初めに苦労したのが人事でした
まあ、断られることが多い。こんなにも受けられないものかと思いました。そしてこれこそが一番の問題だと思いました。理由としてはやったことがないので、何をすればよいのかわからない恐怖。仕事の時間を奪われる。失敗する恐怖とその時に周りからどう見られるのか?という不安。などが理由にあると思います。
この全てを排除したく思っております。この不安を作っている環境こそがバブル崩壊後30年たった今も組織とはこういうものだと変えずに参加率がよしとされる環境が問題
楽しくないものには参加しない(参加したくなるようなマーケティング技術を向上させる)
代替を認める(委員長が副委員長に権限委譲して代理で出席してもらう)
失敗を卑下する環境の撲滅(失敗しない人は挑戦していない人。初めてのことをやるんだからうまくいくはずがない。トライ&エラー推奨)
Bias for Action とりあえず行動して、そのあと修正していく
3,地域貢献・地域活性化委員(豊かな社会創造に貢献)
・次世代に向けた郷土文化と働く価値の学びを提供
・お金の事業(お金の上手な増やし方、集め方、概念)
問題:お金を稼ぐために必要な技術、資産の増やし方、資金の集め方、投資の仕方を知らない、もしくは活用できていない
日々の業務に追われていて、時間の融通が利かない。もっと自由な時間を作り出すためのお金の運用方法などを学びたい
利益率が上がり潤沢な資産が手元にあればビジネスのほとんどの悩みは解決する
4,政策提言委員会(地域からの声を行政や国に提案するためのパイプ作り)
各種制度や条例について学ぶ。地域課題について意見を取りまとめる。行政との意見交換。
山の価値を見出し発信していく
関東平野が終わり、山間部が始まるこの土地、当たり前にある自然の価値を理解していない。都会から来た人には全く違う価値に見えている。その価値を見出し活用し、商工業が発展するように絡めていく
副産物として、人の価値を見出すことにも役立つかなと狙っています
・気づいていない価値を見出すこと
・ニーズを「Dive Deep」して、気持ちよく消費できる流れで、最大限の消費を狙う
5,YLK実行委員会(県連加入後初めての県連事業が飯能にやってくる)
・YLK(ヤング・リーダー・研修会)の開催
飯能市民会館セレモニー満席1000人 懇親会満員500人を目標に!
ついに飯能に県連大会がやってきます500名規模の経営者たちが集まります
このチャンスに上記のことを踏まえながら、最大限に飯能を堪能していただいて、地域経済に大きな貢献をしたい。当日だけではなくリピート、移住につながるような大会にいたします
実行委員長が何気なく発言した、セレモニーだけの参加の案
セレモニーだけの参加者がいるから、登録料を分けたいといったアイデア
聞いたときは500人で登録料を割り引いたら、運営資金が集められなくなると反対してしまいましたが、市民会館のキャパは懇親会の倍のキャパということに気づきました
それならセレモニーだけの参加者がいてもいい点。懇親会に参加しない500名は、飯能の街でそれぞれが消費するシステムを構築したら、街も潤うという素晴らしいアイデアだということに気づきました
スローガン
「 Think Big 」
と主体性 ~夢や目標は大きく考えて、主体的に取り組む~
売上が10倍100倍となった時、どうするかを今のうちから考えておく。その視点を持った時、今やっていることをそのまま続けていて、本当に良いのか?ただ緩やかに衰退していくだけでよいのか?物事を大きく考えることで、そこに向かうために何をしたらよいかが見えてくる。そしてそれに対して主体的に取り組む。自分がもし委員長だったら、会長だったらどう動くか?その目線で主体的に取り組んでいただきたい