狭山、飯能、所沢、川越、商工会議所 合同セミナー青山学院大学原晋氏の講演会に行ってみた
青山学院大学 陸上競技長距離ブロック 監督 原晋(はらすすむ)氏
ダメな時期があった みんなと同じ境遇からスタートという出だしで、我々にも可能だということをまず教えてくれる
全ての責任は監督にあると言われるのだが、下のひとには全くの責任がないのか?
誰もが一定の責任がある
責任の分量と質をそれぞに決める
それぞれのポストで責任の質を明確化させておくことが重要
それにより自発的にやることができる
SWOT分析
まずは自社を分析して強み、弱みを3つづつ挙げる
それにより何をすべきかを見出す
※SWOT分析=SWOT(スウォット)分析とは、経営戦略を立案するために、内部環境と外部環境のプラス面・マイナス面を洗い出す現状分析手法です。 「SWOT」とは、内部環境と外部環境における各要素を表しています。 ここでいう内部環境とは自社内を、外部環境とは市場や競合他社など、自社に影響を及ぼす外部要因を指します
SWOTはStrength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)の4要素から構成されています。 SWOT分析では、上記4要素のうち縦軸を「内部環境」と「外部環境」、横軸を「プラス要因」と「マイナス要因」に分けてマトリックスで分析します
逆算思考
ゴールから逆算して今やるべきことを見出していく
現場には半歩先の目標を選定して、伸ばしていくというメゾット
理念の共有
やはり理念は大切
自ら行動できる人を育てるために理念が重要となる
- 社会の役に立つ人材の育成
- 業界のイメージアップ
- チームとしての一体感を作る
理念に基づき行動指針を作る
行動指針
実際にやることの具体的な行動を掲げる
企業の行動としてどうあるべきかを具体的な行動として掲げる
自動化していくために実際にやっていくステップ
ステップ1 テーチング期
何も分かっていない人にいきなり自分で考えてやってといってもできないので、最初は教える
ティーチングで教えることは主に道徳観=規則正しい生活
社則を作る=何を実現させるためにあるのかを伝え続ける
最初はトップダウンで!!
ステージ2 自覚期
まだまだトップダウン形態だが、ブロックや小さい団体を作りリーダーを添えて自立していく準備を出せていく
ステージ3 コーチング期
自分で考え取り組みをさせる。また、自分で考えを導き出す支援をしていく
間違った選択をしていたとしても、失敗の体験から学ぶこともあるので、よほどのことでない限り、そのままやらせて失敗させてみる
とにかく相手の考えを受け入れ受け止めていく期間
ステージ4 支援期
外部と連携してチーム運営していく
外部・内部の状況を見て目標設定をしていく
※注意:誰でもスムーズに成長していくわけではないことを理解する
ステージ5 チャレンジ期
理念を共有し、互いの異なる価値観を認め、高みを目指す
責任を与える
自主性を重んじると言うことを伝え続ける
出てきたアイデアを評価しない 良いも悪いも言ってはいけない
どんなことでも言いづらい空気感を作らないこと。発言し易い環境づくりに努める
各自の目標を張り出す(紙にボールペン直筆が良い)
マイナスのことを全体でプラスになるにはどうしたら良いか(フィードフォワード)
一つのマイナスのことが起こった場合も、組織全体で解決策を考える
自立やチャレンジ精神を促すには?
- ルールが何のために作られたのかを考える
- 問題点と解決策を3つづつ考える
失敗の対処法
失敗には3つの失敗があります
1、シンプルミス
厳しく律していく
遅刻など誰でも回避できるミス。
私の考えとしては、これすらもシステム的ミスのような気もしますがね
システムにより全てのミスは防げるような気もするが、そこまで面倒見てられないと言う内容のものなどがここに入るのかなと
2、システムミス
システム上発生しているミス
システムを変えられる人が変えていかないといけない
3、チャレンジミス
新しいことにチャレンジしている場合、ミスが起こる方が必然だと捉える
真剣にチャレンジしている人に限っては、失敗を褒めるべきである
相談を受けた時は
指示待ち人間を育成しないようにする
まずは聞く。最初の言葉で本題を言い出せていない
問題は何なのかを深く質問して追求していく
真の問題が明確になったところで、3つの対応策を聞く
謝った選択をした場合でもあえて失敗体験をさせて気付かせる
指示をするときは数字を使って明確な指示を!
いつまでに、何時までとか、何日まで。目標設定は数字として設定させる
ここで大切なのが
「一緒に頑張ろうね」
と言うことを付け加えること
テンションが下がっている時には未来志向にはなりません
一人で抱え込ませないように共に進んでいくことをちゃんと伝えましょう
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