かみかみyaでは、このたび**エアレジオーダー(モバイルオーダー)**を導入しました。
これまで「注文のタイミングが合わない」「声をかけるのが少し気を使う」と感じたことがある方もいらっしゃったかと思います。
エアレジオーダーの導入により、お客様ご自身のスマートフォンから、好きなタイミングでゆっくりと注文していただけるようになりました。
注文の待ち時間を減らすことで、
会話を楽しむ時間、料理と向き合う時間を、より大切にしていただけます。
■ エアレジオーダー導入の目的
・注文待ちのストレスを減らす
・スタッフを呼ばずに注文できる安心感
・落ち着いた食事の流れを守る
かみかみyaでは、効率化だけを目的としたモバイルオーダーではなく、
食事の時間そのものが静かに整うことを大切にしています。
というのもありますが、一番の目的は、日本語レベルN4の外国人でもアルバイトに入れるようにするため
メニューを番号化して対応していましたが、ライティングの問題もあり導入してみました
もう一つはレジの打ち間違え、うちもれの取りこぼし回避、レジうち時間短縮
ファミレス時代にハンディー使っていて欲しい技術でしたが、導入費用の高さに踏み出せていませんでした
■ 従来通りの注文も可能です
スマートフォン操作が苦手な方や、
直接スタッフに相談しながら決めたい方もご安心ください。
これまで通り、スタッフによるご注文対応も行っています。
お客様のペースに合わせた使い方を選んでいただけます。
1台の店用ハンディーもあります
ガー
お客様画面の方が、断然見やすいような気がします
ただ、店側のハンディーからしかできない機能もあります
■ 飯能で、落ち着いて食事を楽しめるイタリアンとして
飯能のイタリアンレストラン・かみかみyaは、
大切な人との時間や、記念日、ゆっくり過ごしたい夜に寄り添う店でありたいと考えています。
エアレジオーダーの導入も、そのための一つの工夫です。
これからも、料理と空間の両方を大切にしていきます。
エアレジオーダーでできること
スマートフォンからスムーズに注文
QRコードを読み取るだけで、メニューを確認し、そのまま注文が可能です。
意外なことに、導入前にQRコードをテーブルに置いてみたら、モバイルオーダーを使いたいというお客様がいたことが意外な発見でした
注文の待ち時間を軽減
スタッフを呼ぶ必要がなく、思い立ったタイミングで注文できます。
注文を聞きに行く手間もなく、頼みやすいのか、ドリンクオーダーが入りやすくなった気がする。飲み放題なので、たくさん入ることがプラスというわけでもないですがー
ただ飲み放題の時間制限がデジタル化できたので、時間通りに飲み放題を遂行できるようになりました
料理と会話に集中できる
会話や食事のテンポを崩さず、落ち着いた時間を過ごせます。
会話に集中できるは、まだあまり実感がないが、料理に集中できるようになった気がする
エアレジオーダー導入までの流れ
① 導入目的の整理
かみかみyaでは、外国人(N4)スタッフが在籍する環境の中で、
サービスの質を安定させる方法を考えてきました。
日本語を
・読むことが難しい
・書くことができない
・料理内容を十分に説明できない
そうした場面でも、お客様に正確な情報を届ける必要があります。
② 店内オペレーションの見直し
エアレジオーダー導入にあたり、
店内オペレーションも大きく見直しました。
モバイルオーダーでは、
料理を数字(商品番号)で管理・処理できます。
そのため、
日本語で復唱・入力する
といった業務が不要になります。
レジうち業務もなくなる
③ メニュー構成の調整
メニューには番号をつける
写真も貼り付けられます(自力でやるようですが)
説明文もつけられます(自力でやるようですが)
最初のメニューうちはリクルート側でやってくれますので、導入の際のメニュー打ち込みの手間はありません
④ 実際の運用テスト
営業中にテスト運用を行い、
注文の流れや厨房側の負担を確認しながら微調整を重ねました。
実際に使い始めると色々と疑問や改善点も出てきます
⑤ 本格導入
エアレジモバイルオーダーのサポートの方がメニューを作ってくれて、実際に導入する日には現場に来てくれます(東京駅から90分の範囲くらいらしい)
実際に営業中に使ってみての疑問や課題を解決してくれます
エアレジモバイルオーダー導入までの実際の流れと実際にかかった時間
オーなシェフを務めるイタリアンレストランかみかみyaでエアレジオーダー(モバイルオーダー)を導入した際の、
実際の流れと所要時間をご紹介します。
無料版のエアレジとレストランボードは使っていました
ホットペッパーグルメは、予約ごとの課金制で導入済み
今回位は「機器セット無償で差し上げます」キャンペーンをやっていたので、導入してみました
導入後1年間は無料とありましたが、2年の契約が必要です。それ以前に解約した場合は、無料でゲットした機器の料金を請求されます。また、2年以内に解約した場合も同様です
※無償機器=iPhone16e ×2台、iPad×2台、キャッシュドロア×1台、レシートプリンター×1台
モバイルオーダーは、1台増えるごとに課金されますので、1台あれば十分なのですが、2台くれるそうです。1台売ってしまっても良いなとおもいました。
① 導入の意思決定・資料請求
まずはエアレジオーダー導入の意思を固め、資料請求を行いました。
この時点で、導入目的や店舗規模を整理しておくとスムーズです。
② オペレーターとの打ち合わせ(約1時間|Teams)
エアレジオーダーのオペレーターと、
約1時間のオンライン打ち合わせを行いました。
どのようなことに悩んでいて、どのように使いたいのか
オペレーターに質問されるので、音声は電話、ビデオ通話OFFでTEAMS
どんなことができるのか質問できて、実際に導入するかどうかをここで判断し導入したい場合は申し込めます。
一応、審査があり、審査に通らないと使えるようにならないようです
- 店舗の営業形態
- 注文の流れ
- 外国人スタッフが在籍していること
などを共有し、導入イメージを具体化します。
使いたい用途を伝えておくと、サポートの時のもその部分を強化的に教えてくれるようです
ラインワークスと繋がり、メニューのデータ(写真など)をグループLINEで送ります
③ サポート担当との打ち合わせ(約30分|Teams)
続いて、サポート担当との打ち合わせを実施。
設定方法や導入後の運用について確認しました。
電話とTeamsを使っての打ち合わせ
この段階で、
不安点を事前につぶしておくことが重要です。ここに来るとライングループは自分と、オペレーターとサポートの3人のグループになります。この時点でどんどん質問して、スムーズに導入できるようにすると良いとおもいます。
メニューをどのように作って欲しいなどをここで伝えます
水、おしぼりとか今までのレジでは使わない部分も追加を頼むと良いでしょう
④ 機材の到着

打ち合わせ完了後、必要な機材が店舗に到着。
特別な工事はなくWi-fiに繋ぐだけです。4台初期設定留守のはちと面倒ですがー
テーブルに置くQRコードも届きます。そのQRを読み取ってもらい、お客様が中もオンできるようになります
未だメニューは完成していないのですが、エアレジで使っていた内容です。試しにテーブルにQRコードを置いてみたら、モバイルオーダーで頼みたいというお客様がいてびっくり
機能的にはこの時点で使えるようになるのですが、メニューの設定などを終わらせていないので、今までエアレジで登録してあるものだけが対象で使える状態です
ちなみにこの特典にはさらに縛りがありました
申し込みから3ヶ月以内にモバイルオーダーが1回以上なされることと言っていました。その条件をクリアできないと、これまた機材代金を請求されるそうです。(25万円くらい)

⑤ メニューの調整(約3時間)
実際に時間をかけたのが、メニュー調整です。
写真で送ったメニューをシステム化してくれていますので、それをダウンロードしてもらいます
新しくモバイルオーダーの設定も一緒にやります。画面共有しながら、教えてもらえます。最悪あちらでこちらの画面を操作してくれます
- 料理名・説明文の整理
- 表示順やカテゴリー分け
- スマートフォンでの見え方確認
- エアレジモバイルオーダー設定
- エアレジモバイルオーダー店内版の設定
を行い、約3時間ほどかかりました。
エアレジ、レストアんボード、エアペイ、エアペイQR、エアレジモバイルオーダー、エアレジモバイルオーダー店内版、エアレジモバイルオーダーキッチンディスプレイ、エアアレジハンディをオーバーレイして使用していきます
モバイルオーダーはアプリがなくWebのみです
- エアレジ=商品登録
- モバイルオーダー=ハンディーの設定
- モバイルオーダー店内版=お客様が使う画面の設定
⑥ 店舗への導入・初期設定(約2時間)
最後に、店舗での導入作業と最終確認を行いました。
動作確認をしながら、通常営業に支障が出ない形に整えています。
前回の打ち合わせでうまくデータをアップロードできずに当日のアップロードということで、30分余計に時間がかかっています
スライドや長押しでのオプションもあるので、慣れるまではもどかしさがありました。
今まで手書きの伝票を書いていたので、その消耗品費が減る
導入を検討している方へ
エアレジオーダーは、
事前準備とメニュー調整を丁寧に行えば、導入自体はスムーズです。
特に、
「外国人スタッフがいる店舗」
「注文時の言語負担を減らしたい店舗」
には、相性の良い仕組みだと感じています。
モバイルオーダー店内版+キッチンモニター
初期費用0円
月額17,600円税込(ハンディ1台)
ハンディー1台増やすのに1,650円/台数
今回は店内でのモバイルオーダーですが、店外版もあります。それもまた別で課金です。(来店前にネットから注文できるようになります)
テイクアウトが強い店だと生きてくるのかなと・・・
モバイルオーダー店内版+キッチン
料理提供の際に記憶して持っていかないといけないのが、プリンターを使っていた時に比べるともどかしさあり。注文数が多くなると混乱しやすい
今回はこのプラン
1年間無料なので、2年目から12ヶ月分は支払わないといけない仕組みです。その後の解約は自由にできます。2年後以降の解約の場合は機器の返還義務はありません。もらえます
モバイルオーダー店内版+キッチンプリンター
初期費用110,000円
月額17,600円税込(ハンディ1台)
ハンディー1台増やすのに1,650円/台数
ピークの提供時にこちらの方がスムーズな気がするが、キャンペーン対象ではない









